ギャンブラーの聖地、ラスベガス。一度くらいは行ってみたい!と思われてる方も多いのではないでしょうか?
そんなラスベガスに今後、行く予定を建てるのであればお薦めしたいプランがあります。それがロサンゼルス空港からラスベガスに車で行くルート。直接、飛行機でラスベガス入りしてしまうのではなく、わざわざレンタカーを借りて行くというルートです。
今回はちょっと脱線して、このおすすめルートの魅力について書いてみたいと思います。
ラスベガスへの道のりは楽しい:
夜に到着時間を合わせると飛行機で行くラスベガスもすごく幻想的ですが、それも一瞬。アメリカらしさを感じられるかといえばちょっと微妙で、ラスベガスらしさを感じるだけで終わってしまいます。
そうではなく敢えて陸路でラスベガスを目指すことによって、アメリカらしさを味わうことが出来るのがレンタカーでの旅。今回は3ルート、紹介させていただきますね(Googleマップより地図を転載)。
1.ラスベガスへの直行ルート:
一番無難なルートがこれ。フリーウェイ10とフリーウェイ15を使って、ひたすらラスベガスを目指すルートです。高速道路が混んでいても3時間半~4時間くらい運転すれば比較的ラクに到着できると思います。
このルートは直行ルートですが、それでも途中に、
- ロサンゼルスのビル群の間を走る
- アメリカらしい荒野を気持よく走る
- 巨大なトラックを目の当たりにする
といったものを満喫することが出来るので、『日本ってちっちゃいなー!』って呟きたくなると思います。
2.やや遠回りルート:
次はやや遠回りするルート(1番のルート+1時間くらいのイメージ)。
ラスベガスの直前で高速道路といってもひと気が全くなく、通行量がほとんどないルートを通るので、ガス欠などは注意したいルートです。事故っても警察すら、たぶんすぐには駆けつけてくれません。
光の海を味わうことが出来るルート:
反面、このルートの良い点は、ラスベガスに入る前に山の上を通る点。1番目のルートだとラスベガスの端っこが地平線の彼方から少しずつ見えてきてしまうため、あまり感動はしません。
しかし2番目のルートであれば、山にラスベガスが隠れているので、山の頂上に到達した時、一気にラスベガスの街を見下ろすことが出来ます(ラスベガスが見えるまでは真っ暗)。『まさに光の海!』って思えるくらいのルートです。
- 1番目のルート…ラスベガスが少しずつ見えてくる
- 2番目のルート…ラスベガスがいきなり見える
これは絶対に日本では見たことがない光の量なので、感動必至ですよ。
3.死の谷を通過するルート:
最後は死の谷、デスバレーを通過するルート。これはまさにアメリカの大地を味わえる、最高のルートだと思ってます。
デスバレーについて詳しくご存知のない方のために、専門サイトから文章を引用しますね。
死の谷、なんとも恐ろしい名前が付いた国立公園であるが、このデスバレー国立公園は米国の国立公園の中で最大の面積があり、海抜下86mの灼熱砂漠から標高3368mの高山まで横にも縦にも広域に渡っている。 アメリカで最も暑く、最も乾燥し、最も標高が低いのがここ、デスバレーだ。
(中略)
世界で最も気温が高くなる場所のひとつであり、記録は摂氏57℃である。(世界記録はサハラ砂漠、リビアの58℃)
といった感じです。
ざっくりと説明すると、サハラ砂漠みたいな砂の砂漠、地平線に伸びる真っ直ぐな道路、暑すぎて干上がった塩湖、ゴールドラッシュ時代の名残…などが見られる場所ですね。
まさに日本人が想像するアメリカの荒野がここにあります(下記のような景色が見られます)。
夏に行くのは怖い場所:
ただこのルート、夏にはお薦めしません。
これはあまりの暑さで車がオーバーヒートしてしまう危険性があるため。さらにデスバレーは半径数百キロにわたって人があまり住んでいない地域なので、ガス欠などの危険性も怖いです。
- 夏場:本気で暑い!古い車では近づかないように。
- 冬場:観光シーズン。それでも暑い!
まぁ観光地なんで、トラブルが発生したら誰かが助けてくれるとは思いますが、なにごとも過信は禁物。とにかくデスバレーに行くならくれぐれもご注意ください。
デスバレー経由でも時間はかからない:
尚、デスバレールートにかかる時間はロサンゼルス国際空港(LAX)からは4時間くらい、ラスベガスまでは2時間くらいの場所なので、ちょっと遠回り感覚で行けるルート。
- ロサンゼルス国際空港から:4時間程度
- ラスベガスから:2時間程度
また、日程に余裕がある方ならデスバレー内にあるホテルに宿泊することで、天の川付きの満天の星空を見ることもできますよ(ホテルの宿泊費については下記サイトにて)。
ラスベガスも楽しんでください:
ここまで、ロサンゼルスにある国際空港からラスベガスへ行くまでのおすすめルートを3つほど紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
もちろんラスベガス自体も非常に魅力的な観光地なので、満足してくれること間違いなし。是非、機会があればギャンブルとエンターテイメントの街、ラスベガスを満喫してみてくださいね(ラスベガスまで行けないという方は下記記事も)。
以上、ラスベガスに行くならロサンゼルスから車で行こう!短時間でアメリカらしさを思いっきり満喫できる、魅力的な3つのルートを徹底解説…でした。
参考リンク:
海外旅行にかかる旅費を1円でも安くしたい…という方は下記記事もあわせてどうぞ。ホテル代や飛行機代などを安くする方法についてまとめています。